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by junryu
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バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~

今日も旦那が担当します。
今日紹介するバラは小林森冶氏作出の「青龍」です。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_447413.jpg

このバラは2010年に例の「闇市」で1000円で購入しました。
店主の「このバラは玄人向きのバラだから素人には難しいよ。」との一言に反発して買いました。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_4561246.jpg

では、つぼみの様子をご覧ください。このつぼみは紫色が強く出ています。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_4585517.jpg

個人的には、花色が不安定だと思います。これは青っぽく出たときです。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_525486.jpg

これは、紫色が強く出たときです。別のバラのようでしょう?
全開時の様子です。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_55034.jpg

我が家では、開花時期によらず、青っぽくなったり、紫色っぽくなったりします。
したがって、花色は開花時期にはよらないようです。
また、咲き進むにつれて変色していくバラがありますが、このバラはそのタイプでもないようです。
全体的には、こんな感じの色で咲きます。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_512579.jpg

花形はつぼみから始まり、上の写真の右上から、左下へと変化します。
中には、こんな星型に咲く場合もあります。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_5163759.jpg

青バラはある程度しょうがないのですが、樹勢が弱く、病気にも弱いので、駐車場の中で雨に当てないようにしてあります。
それでも、花弁は痛みやすいように思います。
駐車場の一番奥にあり、日当たりが極端に悪いため、我が家の売りであるコラボがイマイチなことをお許しください。
貧弱な「アンジェラ」、「アイスバーグ」、「オレンジ・メイアンディナ」とのコラボをご覧ください。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_526275.jpg

昨日の最後に「和の鉄人か?」と振っていたので、今日は初代 和の鉄人「道場六三郎」氏のように渋いバラ「青龍」を紹介させていただきました。
最後は、一番きれいに咲いた「青龍」をお楽しみください。
バラ図鑑84~青龍(小林森冶)~_a0249051_5332782.jpg


「Blue Rose」といえば、英語では「不可能」の意味を持ちますが、数年前、サントリーがオーストラリアのベンチャー企業と協力し、遺伝子操作でパンジーの青色色素遺伝子をバラに導入することにより、青いバラ「アプローズ」を開発し、話題になっていました。
私も、「博多花どんたく」で長蛇の列に並び、実物を見ましたが、今では「バラの前で立ち止まらないでください。」という、「数時間並んだ客」に対して、非常に配慮ある言葉だけが記憶に残っています。
現在では、切り花として購入できるようです。でも、高いですよ~

その後の研究で、「青龍」に、バラ独自の青色色素遺伝子「ロザシアニン」が含まれていることが発見されました。
小林森冶氏が生前にこの事実をお知りになられたかどうかが気がかりです。
小林氏は30年近くの時間を費やし、交配により、このバラを作出しましたが、その努力と苦労にただただ感服するのみです。

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by junryu2012 | 2013-04-10 06:17 | rose