MyRoseGarden 85 ~挿し木の方法3~
2013年 07月 30日
昨日で15日経過しました。このまま続けていければいいが、とにかく暑過ぎます。
今日も「挿し木」の話をアップします。
この方法で挿し木をすると、発根の状態がよくわかります。
容器を持ち上げて、下からのぞけば良いのだ。
昨年の11月に挿し木したものを今年の2月に見たものです。
ほとんどのものが発根していました。
この時期は気温が低く、水が腐りにくく、水かさもあまり減らないのでついつい忘れがちになりますが、それぐらいでいいようです。
これで9割程度成功しています。
これが今年挿し木したものです。これは100%成功です。
今日はこれを鉢上げしていきます。
鉢上げする際に使用する土は「赤玉土小粒」、「鹿沼土」、「パーライト」、「もみ殻くん炭」を混ぜて作ります。
なるべく雑菌の繁殖を防ぐため、不要な有機物、肥料分は入れないように注意すること。
その他、100均で購入した「ゼオライト」、これは根腐れ防止のために使用します。
100均なのでどの程度効果があるかわかりませんが、気休めにはなります。
最後は隠し味として「ミコリーザスタート」を使用します。
これは「グリガデ」のイケメン店長岡本さんから勧められ、以前から使用していますが、効果有りです。
今はこの容器での販売はない?と思いますが、袋販売のものをこの容器に詰め替えて使用しています。
ポリポットに上で作った土を3分の1程度入れ、散水し全体を湿らせ、「ミコリーザスタート」をまき、その上に「ゼオライト」を置きます。この順番の方が根腐れしにくいです。
大苗等を植え替える際は、「ミコリーザスタート」を直接根に降りかけても問題はありませんが、肥料分なしの水の中で発根した太い根は、細根があまりないので、肥料分に弱いと感じています。
ですから、肥料分を含む「ミコリーザスタート」に直接触れないように間に「ゼオライト」を入れます。
そのうち根が伸びれば、「ミコリーザスタート」の菌根菌が根に寄生し、しっかりとした根が張ります。
この「ゼオライト」の上に、根をなるべく広げて置きます。
後は、土を足して、水をかけて出来上がりです。
2週間程度すれば、IB肥料を置き肥します。
我が家では高いIB肥料は使えないので、JAで「IB化成S1号」を購入して使用しています。
3500円/20kgぐらいだったと思います。
今年の9月下旬か、10月ぐらいにはポットの底から根が見えてくるので、13cmポリポットに植え替えます。
今年の年末にはこんな感じになります。
種類にもよりますが、1.5m~2mぐらいまで成長するものもあります。
ここまで伸ばす秘訣は、ポリポットが浅すぎてポールを立てることはできないので、シュートが出てきたら、上から麻ひもで吊ることです。
近所ではバラが首吊りしていると言われますが、安上がりで確実に伸びます。
上の写真にも麻ひもが写っています。
なお、1軍に昇格できないものはずっとこのサイズのポリポットのままで、切り花専用の苗になります。
良いものは大きめの鉢に植えかえられ、主要なポイントに飾られます。
明日からは、皆さんお待ちかねの「害虫シリーズ」です!!
待ってないって? まぁ お付き合いください。
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