~ スタンダード仕立てのつくり方 その1~ MyRoseGarden248
2014年 02月 18日
今日はスタンダード仕立てのつくり方をアップしようと思います。
あくまでも自己流なのであまりあてにはならないかもしれませんが、しばらくお付き合いください。
まずはスタンダード台木をつくりましょう。
自生しているノイバラを探して1m~2mぐらいのサイドシュートを切ってきましょう。
主幹は太いが表皮が固くなっており、発根がしにくくなっているので避けた方がいいと思います。(でも発根はするでしょう。)
主幹を残しておくと翌年もサイドシュートを収穫することができるので、私は発根しやすいサイドシュートを使用しています。
ノイバラを見つけにくい時は、5月に藪の中で白い花をつけているので目立ちますから、その時期に見つけておくとよいでしょう。
カットしてきたシュートは2~3時間水揚げします。
今年はツクシノイバラというピンク色の濃いノイバラも収穫してきました。
これはきれいなので台木にしないでそのまま楽しむかもしれません。
水揚げが済んだ挿し穂には蒸散防止剤「アビオン―C」を噴霧します。
もちろんしなくても大丈夫だと思いますが・・・私はします。
挿し穂の切り口は芽の下で斜めに切ります。
赤玉土オンリーのポットに挿します。
うちの場合ウッドデッキにワイヤーメッシュを張り付け、そこに結束バンドで固定します。
固定するときに土の方に圧力がかかるように固定しましょう。
2m近い挿し穂なので強風で根元がぐらつかないようにしっかりと固定してください。
人差し指サイズの挿し穂でも大丈夫です。
うちの場合、スタンダード用の台木は10月中旬以降にします。
挿し穂が長いので、気温がある程度落ち着いてからの方が成功率が高くなると勝手に思っているので、この時期に挿しています。
この写真は2月初旬の様子ですが、30本挿して30本成功しています。
次回はこうしてできた台木にいよいよ芽接ぎをしてスタンダード仕立てを完成しましょう。
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