旧ユーゴスラビア旅行記17~トロギール(クロアチア)その1~
2013年 12月 28日
今日からは年末寒波の影響で雪みたいです。
今年も残りわずかですね。
穏やかな年の瀬を迎えたかったのですが、この天気では無理かもしれないですね。
今日は旧ユーゴスラビア旅行記6日目の午後の様子をレポートします。
ここトロギールは前出のシベニク同様にダルマチア海岸沿いにある町で小島の上に造られた古都です。
(ちなみに101匹ワンちゃんで有名なダルメシア犬はこの地方原産だそうです。)
本土と橋で繋がっており、その橋を渡ると北門が我々を迎えてくれます。
町全体が世界遺産に登録されていますが、その中でも見逃せないのが聖ロブロ大聖堂です。
この教会は13世紀に建設が開始され、17世紀に完成したため、ロマネスク、ルネッサンス様式等が入り混じった独特の建築物となっています。
この入口の「ラドヴァンの門」は必見です。
この鐘楼には登ることができたのですが、自由時間が少な過ぎて諦めました。
ここトロギールはゼウスの末子で「チャンスの神」である「カイロス」で有名です。
そう「チャンスの神様は前髪しかない。」で有名なあの神です。
かくいう私も禿げているので「チャンスの神様」の素質はあるのですが、女房曰く「前髪」も無いのでだめだそうです。
その後、自由時間に本土にある青空市場をブラブラしました。
この市場で「コムハニー入りのはちみつ」を購入しました。
実権はおやじが握っていて値引きの権利を全く持たないくせに調子だけ良い息子の会心の笑み。
その後、ヴェネツィア人によって15世紀に塔から改築された「カメルレンゴの砦」に向かいました。
この町は古代ギリシャ人によってつくられ、その後古代ローマ、中世の時代はヴェネツィアの支配を受けました。
支配者であるヴェネツィア人は外敵だけでなく、トロギール市民から自らを守るためにこの砦を築いたそうです。
次回はこの砦に登ってみようと思います。
ランキングに参加しています。下の「バラ園芸」のボタンをクリックしていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
にほんブログ村